2025年8月10日 RKBラジオさま「Hawaii HotWave もっと気軽に世界人」に出演させていただきました。
漢方薬の効能の矛盾というテーマでお伝えしました。
漢方薬の効能をネットで調べたり、薬店で効能を読んで、
まるで正反対の効能が同時に書いてあったりして矛盾していると思ったことないですか?
例えば、尿トラブルの漢方薬の効能を見て
「頻尿に効く 尿量減少に効くetc」と書いてあったりします。
よく考えてみると
頻尿に効く → 尿の出を抑える?
尿量減少に効く → 尿の出をよくする?
なんだか全く反対の効能のように感じませんか?
身近に飲まれる方が多い漢方の胃腸薬も
「胸焼けに効く 消化不良に効くetc」などと書いてあります。
胸焼けに効く → 胃酸を抑える?
消化不良に効く → 胃酸の出を良くする?
これも正反対の効能が同時に書いてあるように感じませんか?
これは、漢方薬が症状だけではなく、その方の証(体質)と状態に合わせるのを大事にする特徴があるからなのです。
このような漢方の特徴を表す言葉に
同病異治(どうびょういち)
同じ病状でも異なる治療法になる場合があるという意味
そして
異病同治(いびょうどうち)
異なる病状でも同じ治療法になる場合があるという意味
があります。
ですから、店頭で
「お友だちが◯◯という漢方が効いたので同じのをください」とか
「ネットで◯◯病には◯◯という漢方が効くと言ってたのでください」
などなどのお求めがあるのですが
お友達やネットで誰かに効果があったものが
自分にも合うとは限らないのです。
自分の体質に合った漢方を選ぶことが極めて重要です。
漢方薬を選ぶ時は
最寄りお店の漢方のプロにご相談くださいね。
番組名 Hawaii Hot Wave〜もっと気軽に世界人
オンエア
8月10日 福岡
8月13日 ホノルル
ラジコで全国で聴けます
公式インスタ #rkbsekaijin
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