2020年6月から
くすきの杜の回生薬局本店で薬局長を務める
薬剤師の原 佳佑です。
小学校の6年生の生徒さんに
薬物乱用防止教室の授業をさせて頂きました。
今回は“勇気を持つ”というテーマをお伝えしました。
まず、薬物乱用とは以下の大きく3つに分けられます。
①医療用医薬品の不正使用
→多量服用など
②医療用医薬品以外の医薬品の不正使用
→シンナーなど
③違法薬物の使用
→覚せい剤など
これらのこと、そして誘われ方、断り方などを
生徒の皆さんにお伝えしました。
また、
知らず知らずに薬物乱用をしてしまうケースもあります。
いつも風邪を引いたときに使用する風邪薬。
これもたくさん飲み過ぎると薬物乱用にあたります。
心当たりがある方も多くいらっしゃるのでは?
断り方については、
話をずらす、
最終的には逃げることが大切だということ。
断わる勇気を持つこと。相談することの大切さをお伝えしました。
論語の為政第二に以下のような言葉があります。
子曰。非其鬼而祭之。諂也。見義不爲。無勇也。
(子曰く、其の鬼に非ずして之を祭は諂いなり。義を見て為さざるは勇無きなり。)
親や先祖をを大切にするのは人の道です。
正しいことをやるには勇気が必要だということです。
生徒さんだけでなく、学校の先生方も教室に来ていただき
皆んなも真剣に聞いてくださり、嬉しかったです。
今後もこういう活動を積極的に続けていこうと思います。
(薬剤師 原佳佑)