「野の薬草をお茶にできたら…」
そんな夢で
くすきの杜では、薬草や身近な植物をお茶にする薬草工房を予定しています。
くすきの杜の所在地 佐賀県には嬉野茶という名産物があります。
今回は、嬉野市が運営されているお茶研修センターに視察に行かせていただきました。
伝統の唐窯など、みどころも沢山です。
さて、みなさまは
お茶をつくる工場 と聞いて
どんな設備を思い浮かべられますか?
僕は、その工場をみて
びっくりしました。
それが以下の写真です。
大工場!! という感じでした。
驚いたのは、その工程の多さです。
蒸し製玉緑茶という製造方法と 普通煎茶という製造方法があり
前者は7工程
後者は12工程
もかかります。
それぞれの工程には、それぞれの機器があります。
上の写真の機器はお茶が触れる部分は竹を使っていました。
この工程は、全部で4時間あまりかかるそうです。
実はまだ、この工程が終えてもまだお茶ではないそうです。
お茶の前段階の 「荒茶」(あらちゃ)だそうです。
荒茶 をそれぞれの生産者の味にするための最終加工にうつります。
温度や、時間、によりお茶の味は大きく変わるそうです。
そんな大変な工程を経て 出来上がったお茶です。
ものすごく香りが良く、そのまま食べても甘みを感じました。
日本の食卓には必ずある、普段何気なく飲んでいるお茶ですが
今回の視察で こんな大変な製造過程で作られているということを知りました。
大切に感謝していただこうと思います。
くすきの杜でも薬草茶 研究していきます